ILLUSTRATION[さくひん], BLOG
アートイベントに参加します!ビリー・ケンさん!
「BILLIKEN CREATORS OSAKA 2022 SPRING」に参加します
2022年4月29日(金)~5月6日(金)に大阪デザインセンター(大阪市船場センタービル2号館1階)にて開催される「BILLIKEN CREATORS OSAKA 2022 SPRING」に参加します(入場無料)。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000074913.html
29名のクリエイターが自由な発想で描いた「ビリケンさん」のアート作品展で、関西人ならみんな知ってるビリケンさんという共通のお題でどんなおもしろい作品が並ぶのか、今から楽しみです。

う〜うさえとビリケンさんをコラボさせたい!
この話を聞いたときにちょうどうさえのイラストをを描いていたこともあり、真っ先に「うさえとビリケンさんをコラボさせたい!」と思いました。
著作権の問題で普通なら勝手にビリケンさんを自分の作品に登場させて描くことはできませんが、
今回はビリケンさんの商標を持っている田村駒さんが共催と言うことで、しかも自由に遊んで良いよ!というお墨付きで描くことができるからです。楽しい!
ビリケンさんはビリー・ケンという、ゴールドラッシュで一財産を築いた笑顔の素敵な伝説のカウボーイの名前から取った、、というのは大ウソで、でもアメリカ生まれということで、お地蔵さんや大仏様のような雰囲気も醸しつつ、ポップやロックやアートといった欧米の雰囲気ともとてもよくマッチします。いたずらっぽい雰囲気から、こうやっていろいろいじったりコラボしたりしやすいキャラクターです。等身的にもコロ助やオバQと並んでアニメになっていてもおかしくないかもしれません。(その場合舞台は新世界、ホルモン焼き屋の小学生の女の子が主人公でって、、チエちゃんやん〜!)
僕も4年前に吉本の漫才を見た後にビリケンさんに会いに行き、足の裏をサスサスさせてもらい、記念写真をパシャリとしました。コロナ前で例の観光客でオオサカがあふれかえっていた頃ですから、後ろには何十人も行列が並んでいました。
そのとき思ったのです。
ビリケンさん、もうイヤや〜てならへんのかな
「ビリケンさん、この全員に足の裏をサスサスされるんやなあ」←いやあんたも今やったとこやけど
「朝から晩まで、順番に知らん人と笑顔で記念撮影すんのも、限度があるわなあ」←いやあんたも今
「毎日毎日ここに座って、せっかく展望台にいるのに反対側の景色を見ることもできずに、気分が乗らない日もあるやろうし、う〜今日はもう…なんか…なんか…イヤ〜!!!!ってならへんのかなあ?」
「ビジネスマンやOLさんだって昼休みにはコンビニやランチに行くんやし、たまには外に出てその辺ブラブラしたりしたい時だってあるんじゃないかなあ」
…まあ、たまに何かの企画で新世界やミナミの一角にビリケンさんが出張みたいにすわってはるときがあるんやけど、まあ、それは、、おいといて!
そんな感じのイメージと、イケイケでぶっ飛んだ行動を取ってしまううさえが合わさったとき、描く内容はすぐに決まりました。ピコ〜ン(昔ながらのひらめいたときの雑な音)。
作品はこちら。現物見に来てくださいね

3月、4月は仕事も立て込んでいて合間にコツコツと描き進めました。なかなかいい感じに仕上がったんではないでしょうか!
2点連作となっております。

作品タイトル:うさえとビリケンさん ① 意気投合した二人は

作品タイトル:うさえとビリケンさん ② 勇んで大阪見物へ
(うさえ)コウサギャル。とても正義感が強く、暴走してしまうことも。よく「怒ってる…?」と聞かれるけど、生まれつきこういう顔やっちゅーねん。
(ストーリー)大阪・新世界を見下ろす通天閣のてっぺんにある、ビリケン神社のビリケンさん。
足をさわってくれた人のあらゆる願いを叶えてくれると言われているから、毎日大忙し。基本にこやかに座っているビリケンさんだけど、そりゃあ、たまには気分転換したいときだってある。
毎日ずっといろんなひとに足の裏をさすられて、くすぐったいってのもある。ゴシゴシ強くさする人もいるしね。
そんなある日。うさえと出会ったビリケンさんは世間話をするうちに好きなマンガの話で盛り上がり、意気投合!
なんだかんだ大阪の街をゆっくり観たことが無いというビリケンさんに、うさえは「そんなん、ちょっとだけ抜け出したらええやん!」誘われるままに大阪の街へ走り出す二人だったがー。



4月29日(金)~5月6日(金)の期間中、仕事もあって僕の在廊日は初日、中日、最終日の29、3、5あたりで調整しています。他の方の作品もなんだかすごいクオリティでブルブルしています! ぜひお立ち寄りください。
