時事☆放談
時事☆放談『エースで四番。二刀流、大谷翔平いよいよ渡米!』追記あり
まるで野球マンガのような存在だ。大きな体に小さな顔の甘いマスク、
投げてはエースピッチャー、打ってはヒットやホームラン。
先日はメジャー行きが報道される中、最後の雄姿と言うことで
お祭り的要素もあったが、なんと「4番・ピッチャー」として先発し、
2安打完封勝利をおさめた。
そんな日本が誇る二刀流プロ野球選手、大谷翔平選手が2017年12月1日、いよいよ渡米した。
30チーム中16球団が獲得に動くのでは、とも言われている。
大リーグの労使協定が変わって、25歳未満の海外選手との契約金額が制限された。
23歳の大谷選手はマイナー契約しか結べない。そのため、安くスター選手を手に入れられるとあって
たくさんの球団が名乗りを上げているのだ。
もちろん、イチローや松井、ダルビッシュや田中各選手と同じく、専属記者やツアーからなる
ジャパン・マネーの期待もあるだろう。
あと2年待って25歳になれば200億円とも300億円ともいわれる移籍金と年棒が
手に入るのを蹴って、大谷選手は今オフ、移籍先を探すために渡米した。
お金じゃない。彼自身もそう明言しているし、より環境の整った球団で結果を急ぐこと無く、
じっくりとプレー出来る球団を探したいと思っている。
仮に100億円超もの移籍金を払えばどうしても、球団やファンから金額に見合った働きを急かされてしまう。
そういった意味でも、お金よりも環境を重視した今回の渡米は良い選択かもしれない。
高校を卒業してマイナーリーグでの挑戦も選択肢にあったほど、彼のメジャー指向は強い。
今年はケガもあって実績を残すことができず、投打共にその能力は未知数だ。
メジャーで一年間で10勝&10本塁打を達成したのはあの野球の神様、ベーブ・ルースだけ。
大谷選手は野球の歴史を変える可能性を秘めている。夢がある。応援したい。
既に水面下で交渉は始まっており、面談の予定もあるという。
大谷選手はどのチームを選ぶのか。こちらから選べると言うこと自体、夢のような話だ。
野球ファンはこの話題を肴に何杯も旨い杯を酌み交わせるだろう。
今オフは大谷選手の動向で各球団の使える金額が大きく変わるため、できるだけ早く球団を決めてもらい、
それから例年の大型契約が動くとまで言われている、メジャーの大事件なのである。
今日の時事☆放談。
12月1日に入国してわずか2日、選択肢が5球団に絞り込まれたという報道があった。
交渉期間が30日間と言われていたが、展開は思ったよりも早い。
年間を通じて寒暖差のほとんど無い西海岸の球団を選んでいるとのこと。
このイラストを描いているときも、どの球団になるか分からないので
背番号は「?」にしている。
これは早く思っていたよりも早く決まりそうな気配にもなってきた。
注目されていた球団のひとつ、ヤンキースが早々と振られた形になり、
ニューヨーク・ポスト紙は悔し紛れに大谷の名前をもじって
「ノータニ(No-htani)」と報道した。可愛さ余って…の図式だ。
あえて人気球団を避けているという説もある。
二刀流をひっさげて、大谷選手はどのチームと契約するのか、目が離せない。
…
2017年12月9日 追記
早朝に大谷翔平選手がロサンゼルス・エンゼルスとの
契約を決めたと速報があった。背番号は17(11は永久欠番だそうだ)。
明日には入団会見が行われるそうで、新しいユニフォーム姿も
見ることができるだろう。西海岸の気候と、大谷選手側の望む起用方法で
合致したのだと思われるが、複数年契約なのかどうかや、年俸など
契約内容は今のところ不明だ。
そんなことよりも、いったいどんなプレーをするのか。ガンガン打って、投げて欲しい。
来年からとても楽しみである。