時事☆放談

時事☆放談『ASKULと消火器特集』

Pocket

 

埼玉県のASKUL(アスクル)物流倉庫で発生した火事は

一週間近く経ってもまだ鎮火の目処が立たないそうです。

 

巨大倉庫がたいていがそうであるように窓がほとんど無く、

壁に穴を開けて消火を行っているそうですが、

可燃性の在庫に引火し、ますます火の勢いが増しているとか。

24時間体制で消火活動をされている消防士のみなさんには

頭が下がる思いですが、無事に消火されることを願います。

 

フリーランスのイラストレーターとして活動しはじめた頃は

まだネット回線はダイヤルアップ接続とか

(なつかし〜! ピ〜、、ピ〜ヒョロロロ〜)

良くてISDNとかで、文字が主流。画像で商品を選んで

インターネットで買い物をする機会はまだ少なく、

通信販売と言えばカタログを見て電話やはがきやFAXで

注文することが一般的でした。

 

制作も当時はまだアナログが主流。

反射原稿入稿(要は原画渡し)とかがありました。

プリンタの用紙やペン、消しゴムに絵の具やインクなど

大量に文房具・画材を消費するので、

ASKULは安いし注文したら「明日来る」なんて、いいなあ…!

と思っていましたが、

今でこそまったくの個人や個人事業主でも購入ができますが、

当時はいわゆる月締めの売掛商売で、信用のある法人でないと

購入できませんでした。

 

「明日来る」なんて、Amazonやヨドバシ・ドットコムが主流の今では

あったりまえのことですけれど、夜中にペンやプリンタののインクが切れたら…!

(トイレットペーパーが切れたときよりもホラーです。テンパります)

 

「明日、朝イチで画材屋に走るか!? いや、作業が止まる、そんな時間はない。

通信販売だと明日の朝イチで注文したとしても届くのは明後日か…」

 

「ヤバイ、、ヤバすぎる」

 

…などと、死活問題なわけです。

なので、インクや紙が切れることを異常に恐れてしまって、

まとめ買いをする癖が付いてしまい、ついつい必要もないのに

替えインクやペン、予備の紙を大量に購入してストックしてしまうのは、

たぶんこの時代の影響です。

 

今日の時事☆放談。

ASKULの消火器特集(そんな特集はたぶんない)が表紙になっている

カタログを手に何か言いたげな(いいよ、言ってしまえ)消防士。

 

以前カンブリア宮殿で社長が、いくらネットの時代になっても

この分厚い紙のカタログは魂。絶対にやめないんだ、と仰っていて、

なんかいいな、と思いました。

 

そして会社員時代、カタログをみんなでながめながら

ペンや付箋やゴミ袋や果てはシュレッダーまで、ワイワイ言いながら選んだのを

思い出しました。

 

「アレがいい」「いやコレがいいんじゃないか」

(通行人)「あ、アスクル頼むんならついでに640のMOディスクもお願い」

「ついでに休憩のときのお菓子も買っとくか」

「カタログ見てたらつい買っちゃうのよな」

 

たぶん、社長のねらいはこういうことで、そして見事にやられていると思います。

Pocket

2017-02-22 | Posted in 時事☆放談No Comments » 
Comment





Comment