お手紙に付けたイラストレーション

お手紙に付けたイラストレーション31

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請求書のお手紙に付けたイラストレーション。

 

本当はお会いしていろいろお話ができればいいいのですけど、

普段なかなかお会いできないので、せめてこうやって

感謝の気持ちを図柄にして表現しています。(どこがや!)

本当にいつもお世話になっております。

 

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おもちのきょうだいがプク〜っとふくれております。

 

僕が子どものころは寒いこの季節ともなると、

しょっちゅうどこかで餅つき大会が行われていました。

 

町内会、子ども会、小学校、近所のお寺や教会、商店街、駅前デパート。

参加するとたいてい無料でつきたてのお餅がふるまわれました。

 

餅つき大会の日ともなれば朝から子どもも、大人たちだって、

何食わぬ顔だけど嬉しそうにどこかソワソワしていて、

みんな餅つき大会が大好きでした。

 

もち米が蒸し上がったら、いよいよ餅つきの始まりです。

真っ白い湯気を立てて臼に餅米が投入されます。

まるで伝統行事や厳かな神事のような気さえする瞬間です。

 

それ! はい! なんてかけ声とともに

杵で餅をつく人、臼で餅を返す人の絶妙の間合いが楽しくて、

ぺったん、ぺったん、という音も楽しくて、

つい見入ってしまったものです。

 

おじいちゃんたちに「そんなへっぴり腰じゃアカン」なんて

だめ出しをされるお父さんたち。

餅つきの先輩、後輩です。

 

そしてつきたて熱々のお餅を手際よく丸めて

砂糖醤油や海苔巻き、きなこ、あんこをどんどん作っていく

頭巾をかぶり割烹着を着たおばあちゃんたち、お母さんたち。

 

婦人部とでもいうのでしょうか。割烹着を着た女の人が手際よく

お餅やおにぎりなどをどんどん、どんどん、握っている姿は

子どもながらに本当に頼もしくて、心地よくて、素晴らしくて。

 

子どもたちもお餅をつかせてもらえるのですが、

やっぱり年季の入った大人にはかなうはずも無くて、

大人たちの優しいまなざしで見守られながら、形だけ

ぺたっ、ぺたっ、と餅をついたのを覚えています。

 

餅つきなんて、もうどれくらいやってないだろう…?

 

最近の家電は進化してパンを焼くホームベーカリーでお餅も作れるので

正月など実家へ帰ったらつきたてのお餅は食べさせてもらえるのですが、

 

あの杵と臼でついた熱々のお餅と、冷たい空気と白い湯気、

みんなで一緒に作って食べるあの雰囲気を思い出すと、

ボタンひとつで簡単にできてしまうお餅とはまた別物な気がします。

 

久しぶりに集まってバーベキューしようぜという話になることはあっても

餅つきしようぜとはなかなかなりません。

第一杵と臼がありません。

 

炭火であぶったお餅がぷく〜っとふくれたら醤油をたらして海苔を巻いて、

熱燗か米焼酎と一緒にいきたいですね〜。

大人になってからは、大根おろしでいただくのも大好きです。

 

 

 

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