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週刊ポストのイラストレーション5

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小学館週刊ポストの短期集中連載イラストカットを

描いた第5回の号が発売になりました。

政治経済の難しい内容をユーモアを交えて描いて欲しいという

とっても楽しいお仕事です。

以前10年以上、EXAMINER誌で時事放談イラストカットを

やっていたので、こういうの、実は得意です。

 

shukanpost05

 

オリンピックに向けて、国民一丸となって盛り上がっていきたいところですが、

新国立競技場、東京五輪エンブレムと立て続けに問題が起きてしまいました。

 

エンブレムの問題はデザイナーであれば誰でも、何かしらの意見があると思います。

そして普段の自分の仕事と置き換えて、ハッとしたはずです。

 

僕も飲み会の席でデザイナーとしてどう思うかと意見を求められ、

エンブレムは問題ないがフランスパンはアウト、今はそう思っています。

 

選考後にあそこまでの修正指示が入って、それに従わなければならないとは

知りませんでした。それをそんなところに動かしたら

意図が変わってくるからと修正を拒否したいところです。

 

今後、再募集となるエンブレムは似てるだとか盗作ではないかとか、

厳しい目で見られることになるでしょう。

ある意味もっともオープンでパブリックなコンペになるかもしれません。

 

シンプルであるが故に、ロゴやシンボリックな分野が専門のデザイナーは

今後仕事がやりにくくなるだろうなあと思います。

 

でも一番心配なのは、日本の事なかれ主義が悪い方に作用して、

しばらく広告が自主規制で思い切った表現や提案が

クライアントの自主規制で却下されるのでは無いかという点です。

 

「クレームがついたらまずいでしょ」

 

「今はホラ、こういうとんがった表現はちょっと、ね」

 

パクリはもちろんプロとして言語道断です。

 

でもオマージュや明らかに意図が違うものまで似てるからと言って

何でもかんでもクレームをつけるのはいかがなものかと思ってしまいます。

 

かといって、イラストレーションとデザインの両方を

扱っていると、イラストレーションは厳しい使用条件を契約して

期間内使用権を貸与しますが、デザインにはそういった概念がありません。

デザイナーの方が、多忙と短納期の中ついつい確認作業を怠り、

著作権や使用権について甘い軽い考えで進めてしまっているように感じます。

 

実際、自分もそういった部分があるかもしれません。

 

でも日本人はたとえ失敗しても、原因を突き止め、期限までに必ずやり遂げる民族です。

新国立競技場、東京五輪エンブレムのいずれも、前よりも素晴らしいものを仕上げて、

国民一丸となって、東京五輪を迎えられるようにしたいものですね。

 

それにしても新国立競技場、クーラーは入れた方がいいのでは…?

 

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2015-09-16 | Posted in WORKNo Comments » 
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