時事☆放談

時事☆放談『小池百合子氏、希望のレシピ作りに失敗する』

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自宅で仕事をするデメリットのひとつが、家の前で

大音量で候補者の名前を連呼する選挙カーだ。

いや、自宅で仕事をしていなくたってあれが大好きな人は

いないだろう。

廃品回収や広報車などの車の音量はかなり厳しく制限されていて、

違反が認められたら認可取り消しなど厳しい罰則があるが

選挙カーのボリュームは確実にそれらの数倍ある。

 

テレビや動画の音が聞こえないし、

電話中だと後でかけ直さないといけないくらい、

まったく会話にならない時もある。

でもみんな選挙なのだからと、ガマンしているのだ。

日本を思い、家族や大切な人のことを思えばこそ、である。

 

そもそも政策演説であればちょっと聞こうとも思えるが

ただ名前を連呼されても、よっしゃ投票しようとは思えないし、

テレビも公示後は具体的な候補者の話題は自粛してしまうので

結局は自分の選挙区の候補者をネットで調べて、

それぞれの公約や政策を調べることになる。

 

ネットで公式に候補者の公約や政策が分かりやすくまとめられて、

演説や討論など選挙活動も見られて、ネットで投票できるように

早くなって欲しい。

指紋認証や顔認証のスマホからなら体育館や公民館で口頭で

生年月日を言うよりよほど信用できるんじゃないのん、と思う。

 

今日の時事☆放談。

 

空気を読み違えたのか、やり方がまずかったのか、あるいはその両方だろう。

第48回衆議院議員総選挙(衆院選2017)を3日後に控え、

希望の党の支持率が急落している。

 

安倍首相が解散を表明した9月25日、

上野動物園で生まれたジャイアントパンダの名前「シャンシャン」と

ほぼ同じくして発表された「希望の党」。

小池百合子氏が代表に就任し、若狭勝氏と細野豪志氏と『希望の党』を結成したのだ。

細野さんは8月に代表選を前に民進党を離党しており、解散を読んでいたのだろう。

細野さんを党首にという声もあったが、彼は民進党でもう一度政権を取りに

行くよりも小池さんと組んで大きな勝負に出た。

 

そのときはただ、そうなんだーという印象だった。

希望の党は「しがらみ政治からの脱却」というスローガンを掲げ、

カッコイイ動画も即日公開された。実はその動画は今年の2月に

完成していたと聞いて、ああ、解散の機会を待っていたんだなと、思った。

 

果たして希望の党は勢いがあるのか、まだはっきりしないうちは

先の都議選で都民ファーストの会が自民党を破って第1党の座を

もぎ取ったように、もしかするともしかするかもしれないということで、

自民党内でも警戒する声があった。

その時点では小池さんが都知事を辞任して国政に出るのかもまだ分からず、

小池新党の獲得義数は200を超えるかもしれない、

11月のトランプ大統領の来日を迎える日本の首相は

ひょっとしたら安倍さんじゃ無いかもしれないという報道もあった。

 

最初に違和感を感じたのは、「日本のこころ」を離党した中山恭子氏と

夫の中山成彬氏が立ち上げに参加、という報道。

小池さんも細野さんも政策的には保守派だけど、

中山夫妻はそれはもう筋金入りなので、イメージとしてかなり右寄りになる。

 

もともと小池さんと自民と政策の違いはそんなに無く、

自民と対決姿勢で女性票も取りたい希望の党にしては、

ちょっと硬派な印象になった。

 

そして9月27日、民進党の前原代表が希望の党への合流を党内で提案した。

衆院選では民進党から公認候補を出さず、希望の公認候補として擁立する。

満場一致で可決されたその時点では皆がスムーズに希望の党に移れる

というニュアンスだったが、

このあと小池さんが政策の違う人は「排除」すると発言して、

このあたりから急速に流れが変わっていく。

 

新党を立ち上げて移籍を受け入れるわけだから、明らかに思想信条の

違う人は来てもらいたくないのは理解できるし、

そもそも民進党=旧民主党には旧社会党出身者も多く、党内で

政策や支持母体などがリベラルと保守で混ざり合い、

一枚岩とはとても言いがたい。

 

それでも「排除」は言ってはいけなかった。

かなり右のイメージな上、異なる思想信条の人は「排除」すると

なると、なんだか排他的で危険な党だぞという印象になってしまう。

 

今まで小池さんに比較的好意的だった朝日、毎日などリベラル系新聞や

雑誌、放送局が目に見えて批判的な論調になっていったのもこの頃からだ。

 

民進党では落選するからといって選挙のために希望の党に

公認してもらうというのもなんだか法の裏をかいたセコい

やり方に思えた。結果のためにはなりふり構わない姿勢も大事だが、

やはり政治家には筋を通してもらいたい。

 

10月5日、昨年の都議選から側近として協力してきた都民ファーストの会の

音喜多駿都議、上田令子都議が希望の党への抵抗感、小池都知事の

都政に対する姿勢への疑問を理由に共に離党の意志を固め、記者会見した。

 

細野さんと若狭さんも民進党の役職経験者は遠慮してもらうとか

持参金は1千万円とか、最低でも600万円からとか、

憲法改正には無条件で賛成してもらうとか、

完全に上から目線で査定をして選別をするような目線が

鼻につくというか、端から見ていても何か嫌な感じ!だった。

 

前原さんを説得し、小池さんに橋渡しをしたのは

両氏と仲が深い、野党再編をもくろむ小沢一郎氏だという。

選挙を知り尽くした策士である小沢さんらしい方法だ。

うまくいかなかったが、民進党の半分が希望の党に合流して

小池旋風の勢いを借り、世論を受けて衆院選で過半数を取って

野党連合や大連立によって政権交代という可能性も確かにあった。

 

民進党は名ばかりの休眠状態だが、元代表、前代表が

財布の紐が固かった岡田さんや使う暇も無かった蓮舫さんだった

ということもあって、金庫に眠っている政党交付金が100億円とも

150億円とも言われていて、解凍すれば国庫に返納しなければならない。

これを選挙資金として支給し、民進党への交付金が新党へ無制限に

流れるという構図になっている。

 

前原さんなど、ある程度知名度のある人たちは無所属で出馬する

ことになり、それはそれで厳しいだろうけれど、

困ったのは民進党内の元々リベラル寄りで、希望の党に拒否された人たち。

 

無所属で出ても勝てる見込みはないし、選挙まであと数週間。

これは出馬を辞めろと言われているに等しい。

 

そんな中、枝野幸男氏がそれらのリベラル寄りの人たちの受け皿として

立憲民主党を立ち上げた。

 

結党会見は何か悲壮感漂う物で、なんだかかわいそうな枝野さん、

という印象だった。

日本には判官贔屓という言葉があり、理不尽なことに

じっと耐える人に肩入れする傾向がある。

またたとえ嫌われている人も、何年かじっと耐えたら、

まあこのくらいでもういいじゃないかと、世間が判断すれば

悪印象が一転して好印象になったりする。

 

ここへ来てそんな枝野さん、立憲民主党に風が吹いている。

枝野さんの街頭演説がとても素晴らしいとネットで評判になり、

参加する人が急増。録音したデータがアップされ、SNS上で

拡散している。

 

いわゆるネトウヨじゃないリベラル系を支持する人たちが

ネットで拡散のうねりを上げて多数賛同しているのもあまり見ないことだ。

ネットじゃないリアルでも、新宿での街頭演説の報道写真は道路から駅の階段まで

びっしり人で埋まり、真剣に演説を聴いているのが印象的だった。

 

もっとも安倍首相の街頭演説に集団で現れ、

演説をかき消すように「アベ辞めろ」などとやじる集団がいて、

おそらく組織的にやっているのだろうけれど、うっかり怒ったり

反応したりすると悪意を持って報道されイメージ低下に利用されるのだが、

このところ全国的に、そういった集団と聴衆とが対立し

「うるさい」「話を聞かせろ」「邪魔をするな」「演説を遮るな」

などと声が上がるシーンが相次いでいるそうである。

 

反日は論外だけれど、みなそれぞれに国を思ったうえでの行動であり、

その組織、集団にも思想信条があって行動しているのだろうが、

聴衆にも演説を聴く権利がある。はっきりと「自分は

演説を聴きたいから邪魔をしないでくれ」と言えることは

素晴らしいと思う。

 

枝野さんとは政策的には対立するはずの石原慎太郎氏が

「節を通した枝野は本物の男に見える」と褒めたり、

JR松戸駅前での街頭演説で枝野さんとかち合った

小泉進次郎氏がマイクで「枝野さんの話を聞いた方がいい」と、

演説を中断し約10分間にわたり有権者に手だけ振り続ける

“無言演説”を行ったり。

 

枝野さんといえば官房長官だった東日本大震災の直後

4日間ほとんど寝ずにマスコミ対応などを行い、

フラフラながら気丈に振る舞う姿に「枝野寝ろ」と

心配する声が殺到(菅起きろ、やっぱり起きるなというのもあった)、

Twitterで「#edano_nero」というハッシュタグや、

海外で「#sleepforjapan_edano」というタグが流行した。

 

短時間でも寝たが効率的だし、寝ないからエライと

いうわけじゃないけれど、きっと責任感が強いのだろう。

 

あのときも政府や官邸に対する批判とは逆に

枝野さんに対して世論は好意的で、「真っ直ぐで熱い男」

「言っていることは正論」というイメージがあり、

今回もそれが絶妙のタイミングで追い風になっているのではないだろうか。

 

衆院選3日前である現時点で、複数メディアによる

情勢調査、世論調査において立憲民主党の支持率が

希望の党の支持率を上回っている。

自民が単独過半数上回り、堅い公明、共産は議席数変わらず、

維新は少減との見立てだが、立憲民主党は希望の党を上回り

「比例第2党」になりそうだという。

 

もっとも、成り立ちが選挙の受け皿である立憲民主党はいわば

緊急避難的なものであり、公約実現に向けて党内をまとめて実際に

うまく機能運営していけるのかは疑問だ。

 

こうなってくると、そもそも小池旋風なんて風は

吹いていたのか疑問に思えてくる。

 

いや、昨年の都知事選ではたしかに吹いていたかもしれない。

だけど色んな人の色んな思惑で遮られてしまったのか。

 

今年7月の都議選は小池都知事が率いる都民ファーストの会が

過半数を取って大勝したが、都民は前々職、前職とお金の問題が続いた

都知事にクリーンな政治を要求すると共に、東京オリンピックを控え

都政を小池さんに任せたよ、豊洲問題もしっかりやってよ、

と、ハッパをかけたのであって

 

女性初の首相として国政をやってくれ、日本を任せた、ということでは

全くないと思う。東京都内ですらそうだとしたら、それ以外の地方、

全国の大半の人はもっと冷めた目で見ていただろう。

だって都政とかはっきりいって自分とは関係ないもの。

 

めっちゃくちゃ忙しいのにあれもこれもと書き加えて

かなりの長文になってしまった。

10月22日の投票日に台風がぶつかることは無さそうだし、

いつもより投票率が上がればいいと思う。

年代別投票率やその投票先結果もはっきり分かれるだろう。

今のところ自民圧勝、少なくとも議席維持と言われているが

どうなるのか。

 

今回の選挙はそれぞれの政党がカラーを明確にしている分、

有権者は自分の意見と照らし選択しやすいと思う。

選挙後に耳障りの良い公約を掲げていた人がどう動くのか、

このあと民進党と希望の党、立憲民主党はどことどこがくっつくのか、

新しい連立はあるのか、今は協力していても選挙が終わったら

ハイさよならなのか、そのあたりも興味深い。

 

せ〜んきょ〜に〜いこ〜う〜♪

せ〜んきょ〜に〜いこ〜う〜♪

 

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2017-10-19 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『藤井聡太四段と羽生善治三冠、そしてひふみん』

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あれは今から20年くらい前、90年代の終わり頃だったと思う。

大阪は西天満の老松町にあるギャラリーでの、グループ展に参加した。

 

あのときは何を出展したんだったかなあ。

たしか、2mくらいの紙に墨汁を画材にモップで描いた作品だったと思う。

あのころはなんていうか、ひと味違うことをしたくて、

そんな感じのやり方が自分の中で流行っていた。

でっかい板に着火剤で描いて、それをバーナーであぶった作品とか。(アブないな〜!)

 

でもああいう体全体を使ってでっかい紙に描くの、楽しかったな。

またいつか機会があったら描いてみたい。

 

西天満の老松町は大阪地裁の膝元にあって、大小の法律事務所が

数百軒、軒並みをそろえている。静かというより厳粛な雰囲気の街並みだ。

 

もっとも老松町という地名は今は無いそうで、住所としては西天満1丁目、2丁目〜となる。

 

老松町のもうひとつの顔は、老松通りを中心とした骨董美術だ。

というか、元々そちらの方が歴史が古い。

中之島、淀屋橋、北浜、西天満のエリアにはとっても雰囲気ある大正建築の

レトロな建物が数多く残っているが、この老松町にもステキな

建物が数多く残っていて、骨董品店や画廊が80軒あまりある。

 

グループ展で初めてご挨拶に伺った際、ギャラリーのオーナーに

「ここが安くて旨いんや」とちょっと歩いた中之島の大阪市役所の

地下にある食堂に連れて行ってもらい

「え、ここ一般人が入っても良いんですか」とびびりながらついて行き、

300円ほどの日替わり定食を食べながらそんな話を聞かせてくれた。

ちなみに食堂は今でも誰でも利用できるそうだ。

 

そのときにこのへんの商工会に話を持っていって

老松町の骨董品店や画廊のイラストマップを描いて

それぞれの店に置かせてもらったらどないや、知らんけど、

という話が出て(知らんけどでた〜)

当時筆ペンのイラストマップにハマっていたのでそれは面白いなと

下書きの下準備くらいはしていた記憶があるけれど、

ついぞ立ち消えになってしまった。

 

グループ展が始まっても恐ろしく暇で、まあ無名のグループ展なので

当然なんだけれど、いちおうメンバーが交替で在廊することにしていて

午後なんかはだーれも来なくてそれはもう、おそろしく暇だった。

 

あんまりにも暇なもんでくだんのイラストマップのこともあるし、

近所を散策してみるか、と思ってギャラリーの二筋ほど裏の通りに

入ったところに、その料亭はあった。

 

暑い日で、記憶ではアスファルトからの熱で道路がユラユラして

いたように思う。それだけムンムンとした熱気の中にその料亭は

静かにあって、そこだけ異世界のような空気感だったのを今でも

覚えている。

 

入口には墨で書かれた看板があり、「羽生○○対局中」「関係者以外立ち入り禁止」

とあった(○○は名人など当時の称号)。

対局相手の名前もあったはずだが覚えていない。

 

当時の羽生三冠は将棋界で初の7タイトルを獲ったころで、

僕よりも5歳年上なので、ということはあの頃まだ30歳にも

なっていなかったにもかかわらずものすごい才能だ、天才だ、

このまま行けばいったいどうなってしまうのかという勢いだった。

 

お〜、この奥で羽生さんが将棋を指しているんだなあ。となんだかとても

感動したのを覚えている。

それから20年経って、またものすごい才能の持ち主が現れた。

羽生三冠はもしかしたらそれを待っていたのかもしれない。

 

今日の時事☆放談。

 

藤井聡太四段と羽生三冠、そしてひふみんこと

加藤一二三九段(1239…ややこしい…!)の共通点は中学生棋士で

あったことだ。特に加藤九段は史上最年少棋士・史上初の中学生棋士だった。

 

2017年は各所で活躍する「スーパー中学生」が話題になっている。

その筆頭が藤井聡太四段だと思うが、

6月末に前人未踏、プロ入り29連勝の新記録を樹立し、

マスコミの報道も過熱、「大志」の扇子やクリアファイルなどのグッズも品切れ、

昼食の出前のメニューまでもが「勝負メシ」として話題になるほどだった。

 

このまま勢いに乗って連勝記録をどこまで伸ばすのかが注目されていたが、

次戦であるこのイラストを描いた7月2日に佐々木勇気五段に破れ、

記録はストップした。報道もそれを期に通常トーンに戻り、今は落ちついている。

 

残念ではあるが、きっとホッとした部分もあるだろう。なにしろ、ついこないだ

7月19日に誕生日が来て、まだ15歳。加藤九段の77歳は異例としても、

あと何十年も続くキャリアはまだ始まったばかりだ。

15歳にして大人でもなかなかできないようなしっかりとした受け答えを

しており、それも話題となった。でもたぶん一番の加熱の理由は、

やっぱり彼のちょっと恥じらったような、あのチャーミングな笑顔だろう。

 

今日現在で公式戦成績は34勝2敗となっており、連勝記録よりも

その勝率がすごい。今後佐々木五段とのリベンジはあるのか、そして

勝ち進んで羽生三冠との対戦は実現するのか(4月にAbemaTVの非公式戦で

藤井四段は羽生三冠に勝っているが、公式戦では未対決)とても楽しみだ。

 

そして半世紀以上将棋界のトップを走り続けてきた加藤九段と

藤井四段との関わりもまたドラマチックだ。

藤井四段のプロデビュー戦の相手として62歳差の異色の対決が

話題となったが、これを藤井四段が制し、快進撃はここから始まった。

 

それから半年後、藤井四段が29連勝記録を達成し、加藤九段は規定で引退が決まった。

こんなに形のくっきりした新旧交代もそうはお目にかかれない。

 

将棋界は昨年AIを用いた将棋ソフトを巡る疑惑など暗いニュースがあったが、

藤井四段がそれを吹き飛ばしたように思う。皮肉なのは、藤井四段の

実力が格段に上がったのは、数年前に将棋ソフトでの練習を導入してからで、

メキメキ力が上がったのだというから、面白い。

 

色々なことが、これからはAIとの共存の世界になっていくんだろうなと思う。

 

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2017-08-01 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『東西分断!カール地方とカールなし地方』

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〜夕暮れ僕の街には チョコレイト工場のにおいがする

 いつかおいで あの河原に自転車でつれて行くよ〜

 

ミュージシャン槇原敬之の「No.1」という曲に出てくる歌詞の一節。

あの辺一帯に広がるチョコレート工場のにおいは、学生の頃を思い出させる。

 

ふんわり甘くて暖かい、チョコレートのにおいに

触れたことのある人はきっと、国道と川沿いにある工場を

思い出すだろう。

 

僕の地元にはmeijiこと明治製菓の大きな工場がある。

数年前には外壁を巨大な板チョコ風に改装して話題になった。

その名もビッグミルチという。ビッグミルクチョコレートの略。

ギネス世界記録に認定されている(何の?)何とも美味しそうな壁だ。

 

槇原敬之は僕たちと同じ市の出身だ。みんな言わないけれど

だいたいあそこが実家だと知っている。

ちなみに従兄弟のROLLY(元すかんちのローリー寺西)の

実家も隣の中学校の距離、すぐ近くにあって、

関ジャニの村上くんや渋谷くん、ロンブーの亮、

元DonDokoDonの平畠、スケートの織田信成くんの

実家もこのあたりだ。

何の変哲も無い、フツーののどかな住宅街なんだけれど。

 

他にも同市内ということなら京本政樹、ウルフルケイスケ、

シャンプーハットのこいちゃん、黒木華、スーパーマラドーナ田中、

(なぜ黒木華を間に挟んだ)

小中学校時代に一時住んでいた人では

つるの剛士、オリラジのあっちゃん、桐谷美玲などがいらっしゃる。

けっこうすごくないか。

 

売れるか売れないかくらいの頃の方が地元では

うわさになったりするものだけれど、

すっかり売れて全国区で活躍するようになったら、

もう大丈夫と思うのか、そういうプライベートが

話題に上ることはそんなに無い。

でも地元の星としていつも心の中で応援している。

 

1999年、槇原敬之が覚せい剤所持で逮捕されたとき、

全国のCDショップから商品が回収になったが、

地元にある複数のCDショップでは

「作品に罪は無い、応援しています!」と

POPを付けて販売を続けた。

当時、テレビや週刊誌では罪とは関係ない彼の

プライベートなことまでが連日報道されていた。

 

恋愛の歌詞が多い彼の楽曲が、悪意的に抜き出されて

紹介されたりしていた。

 

地元を歩いていてテレビカメラの取材を受けたことがある。

何かおかしな行動や、うわさでも良いから知らないか、との

ことだったが、何も知りません、と言って去った。

振り返ると小学生にまで話を聞いていた。

知り合いの話では、

「とても気さくで、サインや握手に応じた」など、

良いイメージの話がたくさん出たけれど、そういうのは

みんなカットになったそうだ。

 

その後執行猶予付きの判決が出たとはいえ、

覚せい剤だけで無くMDMA所持も発覚するなど

犯した罪は重く、決して許されることではない。

運良く復帰して成功したけれど、もしあのまま音楽の世界から

消えていたとしても不思議は無かっただろう。

復帰後、数年間はひっそりと活動していたが、

SMAPに提供した、世界に一つだけの花の大ヒットで復活、

その地位を不動のものにした。

 

包み込むようなやさしさあふれる彼の歌は好きで、

高校生の頃から聴いていた。

人気絶頂、薬物、ハイ終わり、ではあまりにも悲しすぎた。

その弱さも含め、なんだか応援したかった。

 

今でもはっきりと覚えている。

活動休止になって地元に帰ってきたときだと思うけれど、

旅行鞄をいくつも抱えてうつむき改札を出てきたのを見かけたことがある。

ミリタリージャケット姿だったからか、

よけいに打ちのめされているように見えた。

ほとんどの人は気がついていないようだったけれど、

気がついた人はそっと、頑張って、と声を掛けていた。

 

話が逸れてしまった。

槇原敬之は隣町の高校まで自転車で通学していて、

明治製菓工場の側を通っていたそうだ。

この歌詞を知っている人に、あの河原ってどんなところ?

と聞かれたことが何回かあるけれど、何の変哲も無い

いたって普通の河原だ。

 

二十代の頃、明治製菓の真隣の工場で夜勤の

アルバイトをしていて、

夜中こっそり屋上へ登って煙草を吸っているとき、

強烈な暖かいチョコレートというか、あれはもはやカカオの

塊を噴射しているようなものだと思うけれど、

隣の工場からやってくる巨大なにおいに思いっ切り包まれて、

「うわ〜……。帰りにチョコ買って帰ろ」とよく思ったものだ。

あの夜勤のアルバイトを思い出すと、屋上から見た星や、

濃厚すぎるチョコレートのにおいも一緒に思い出す。

 

地元の小学生なら必ず、社会見学でこの工場を訪れる。

チョコレートを溶かして板チョコに成型し、銀紙で包んで

パッケージする過程を一通り見学する。

たしかきのこの山もあったはずだ。

子どもにどって最も嬉しいのが、帰りに記念として

ひとりずつmeijiの板チョコがもらえること。

見学して散々材料や工程の説明があって、最後に

そのお菓子がもらえるなんて。最高の前フリじゃないか。

 

それともうひとつもらえるのが、カールのうすあじ。

(…やっとカールきた〜!!)

チョコレートとは違うフロアであの独特な形状の

カールが大量に転がり流れてきて、袋詰め

されていく。

 

それにつけてもおやつはカール、という

フレーズが有名だけれど、小学生にとって

小遣いで買えるお菓子はうまい棒やキャベツ太郎みたいな

10円、20円の小袋で、当時100円した大袋のカールを

ひとりで丸ごと食べられる機会など、そうはない。

 

その日の放課後は、公園で遊んでいる子どもがみんな

黄色いカールの袋を抱えていたという笑。

 

さすがに出来立てのものではなかったと思うけれど

心なしかその日のカールはサクッと歯ごたえが

良くて、いつもより歯にくっつかなかったような気がする。

(褒めながらディスる)

 

僕たちが社会見学に行ったのは1980年代。

カールは1990年にピークの190億円を売り上げていたが、

2015年には3分の1の60億円まで落ち込んでいたそうだ。

そして2017年、8月で関西より東での販売終了が決まった。

 

もっとも全国ニュースでは、

「カール販売終了! 関西では継続も」

だったが、正しくは製造を四国工場に集約し、

関西より西の地域では「うすあじ」と「チーズあじ」の

ラインナップのみ、今まで通り製造販売される。

 

好きだった「カレー味」は無くなってしまう。残念だ。

 

カールといえばそりゃあもう、歯にくっつくのが特長だった。

全体の半分くらいは歯にくっついてるんじゃ

なかろうかというくらい。

 

それでなくても近ごろスナック菓子の売り上げは

落ちてきていて、

手が汚れるものも敬遠される傾向にあるようだ。

できるだけ手が汚れない工夫がされているとか。

カールは手も汚れるし、歯にくっつく。

でもいいじゃないか、それでも。

 

最近の菓子や飲料の傾向として

毎年パッケージを変え、CMを変え、

バリエーションを増やさないと

消費者に飽きられる傾向があって、

売場のパッケージはめまぐるしく

これでもか、こんなのはどうだ、と変化する。

 

でも昔からあるロングセラー商品は変わらずに

ずっとそのまま有り続けてもらいたい、というのは

わがままだろうか。

昔から流れる、変わらないCMはなんだかホッとする。

特にカールはマッキーと同じく地元の星。

チョコレート工場の違うフロアで作られていたのだ。

思い入れがある。

 

これからは関西より西の地域でしか食べられなくなった

カール。

それにつけても、カールおじさんは何を思うのだろうか。

 

今日の時事☆放談。

 

日本は東西に分断されてしまった。

カール地方と、カールなし地方に…。

カールおじさん隠居! 東日本の子どもたちにカールを!

 

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2017-06-30 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『サラ川〜バブルとゆとりのはざま』

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今日の時事☆放談。

サラ川こと、第30回サラリーマン川柳の大賞が決定した。

 

今年の第一位作品は、

「ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ?」

 

いつも「ゆとりだから」とひとくくりに判断されてしまう

ゆとり世代から、「…じゃあ言わせてもらいますけど」と

痛快にお返しした作品だ。

 

返す刀にユーモアで一本取るというのはなかなかのセンスだし

心に余裕を持って、いつもポケットにユーモアを忘れないように

したいものだと思っているけれど、

同時に世代間ギャップというものは永遠に相容れないんだろうな、

とも感じた。

 

バブル世代の人だってかつては新人類って呼ばれていたわけで、

ゆとり世代の人だっていずれは50代になってそのころには

若い世代との世代ギャップに苦しみ、どうコミュニケーションを

取れば良いのか、悩むのだ。

 

バブルは僕が小学生のころだったので、全く実感が無い。

バブルの頃はなにもかもすごかった、

スケールが違ったなんていう話をよく聞く。

小さな案件でも目が飛び出るような予算が付いたとか、

写真1枚撮るために海外ロケを組んだとか、

金曜の晩の街は人でごった返していてタクシーが何時間も

つかまらなくて、札束を振り回して停めていたというような

景気の良い話を酒の肴に聞くくらいだ。

 

何度もバブルの頃の話を聞くのが嫌だという人もいるけれど、

景気の悪い話より良い話の方が好きだし、酒も美味しい。

それに日本中みんなが浮かれていたあの頃の話をするときの先輩たちは

みんな目が輝いて悪戯っぽい表情を浮かべ、なんだか楽しそうだ。

そんな話を聞くのが、好きだ。

 

一方、いわゆるゆとり世代の人たちとプライベートのお付き合いはほぼ無い。

いままで仕事で付き合った人の中で、う〜んなるほど、これがあのゆとりってやつか…

と嫌でも思わざるを得なかった、強烈な人は何人かいた。

でもでも。あれはゆとりなのか? それとも単に大物というか、キャラが強烈すぎただけなのか?

わからない。カンタンに世代でまとめてしまうには気の毒な気もする。

 

バブル世代とゆとり世代のはざまである、我々1975年生まれにはあまり特徴が無い。

IT起業家がたくさん出たことで知られるナナロク世代は1976年生まれだし、

その下はハチロク世代もいる。松坂世代は5学年下だ。

僕らの小・中学校時代は45人学級が13組まであって、全員の顔と名前が覚えられないくらい

めちゃくちゃ人数が多かったが(小6のときの全校生徒数は1,545人だった)、

そのピークはさらに人口が多かった、ジュニア団塊世代と呼ばれる僕たちの2学年先輩だ。

女子高生がルーズソックスをはき出したのは僕たちの2、3学年下だし、

あえて言えば、人口のピークで、大学受験者数が最も多く、就職氷河期の

はじまりだったということだろうか。

ロスジェネ世代なんて言われている。あまり好きな言葉じゃない。

だって辛いこと、嬉しいこと、色んなことがあって、悩んだり笑ったりして

駆け抜けた僕らの青春時代が「失われた時代」だなんて。さみしすぎる。

 

芸能人やスポーツ選手などであ、あの人同い年なんだ、と分かると親近感が湧く。

同学年が賞や記録をとればやっぱり嬉しいし、離婚や引退のニュースは哀しい。

同じ頃に生まれ、同じ時代を生きた同士として、人生の後半戦も一緒に愉快に生きたいと思う。

 

 

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2017-05-28 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『じゃがいも不足、さよならポテチ』

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今日の時事☆放談。

なんだかじゃがいも不足らしい。北海道産の。

4月上旬のニュースでは昨年の台風の影響で国内生産量の8割を占める

北海道産じゃがいもが全然収穫できず、今年はヘタしたら夏頃まで

じゃがいもが不足するかもしれない、ということだった。

 

そしてそれを受けて、カルビーや湖池屋などの大手菓子メーカーが

材料不足を理由にポテトチップスのBIGBAGやピザポテト、堅焼きなど

主力ラインナップの販売休止や販売終了を発表したから、さあ大変。

 

普段そんなにポテチを食べない人でも、もう無くなると聞いたら

買っておこうかいな、となるのが人の常ってもんで、

さっそくスーパーやコンビニでポテチが品切れ続出、空の棚が

ニュースで報じられるとさらに、えっそうなのか、そりゃあたいへんだ、

ポテチ、ポテチ、と、知らなかった人までもがテケテケ買いに走るので

さらに品切れが続出、メーカーはストックを前倒し出荷するなどして

対応、思わぬ特需となった。

 

オイルショックの時みたいにトイレットペーパーとか(5歳くらいの記憶でうっすら覚えてる)、

国産米騒動の時みたいに米はタイ米しか無い、みたいになったら(これは高校生の頃だった)

そりゃあ騒動になるのも分かるけれど、

ポテチは大好きだけど、まあ、、まあ、しばらく無くても大丈夫でしょう。

がまんがまん。また今年の新じゃがの季節には復活するだろ〜

 

なんて考えていたら、5月に入って、ポテチ、普通に店頭に並んでいる。

のりお、もとい、のりしお、コンソメ、関西だししょうゆ(長いわ)も。

何事も無かったかのように。

30日停学明けなのに、涼しい顔で座ってるみたいな(何のことやねん)。

いちおう、「報道により品薄でご迷惑をおかけしております」なんて

札がかかっているけれど、いや、たっぷり並んでるから。

ホントはその札も商売で品薄を煽っている部分もあるのかも。

 

カルビーや湖池屋だけで無く、最近はイオン、西友、ライフ等のスーパーや

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニでも

PB商品(プライベートブランド)のポテトチップスが必ずあるが、

それらも品切れ無く、並んでいる。

 

野菜売場のじゃがいもも、普通に北海道産が並んでいる。

きたあかりとかは無いけれど、男爵やメークインは山積みだ。

 

関西だから…? 全国的にじゃがいも不足はもう解決したの?

誰か教えてください。

それとも必死で何とか調達したのかな。

報道で九州産など、北海道産以外の仕入れを強化すると言っていたから、

それで何とかなったのかも。

 

なんにせよ、4月からあたためていた、「さらばポテチ」のイラストアイデアが

なんだかはしゃいでスベったみたいになってしまった。

やっぱりもうちょっと早くやるべきだったな〜。いや〜。

 

それにしてもカルビーポテトチップスのじゃがいものキャラクター、

よく見たらほっぺたも黒だとは。今まで気がつかなかった。何か怖かったよう。

たぶん、もともと白黒のイラストだったのを、後になって体の黄色だけ塗ったのかな。

 

もう年齢的に、BIGBAGをひとりで食べきるのはキツいっす。

 

 

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2017-05-19 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『ユナイテッド改めヤンキー航空』

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今日の時事☆放談。

アメリカ、シカゴのオヘア国際空港でユナイテッド航空3411便に

オーバーブッキング(過剰予約)が発生し、飛行機から降りることを拒否した男性が

警官によって無理矢理引きずられて機内を連れて行かれる様子が他の乗客達によって

携帯電話で撮影されSNSで一気に拡散し、騒動となっている。

動画では通路を引きずられていく男性、その男性が顔から流血している

様子が確認できる。

 

情報が錯綜しているがその男性がケンタッキー州在住、

ベトナム・中国のアジア系であったことからアジア人に対する人種差別だ、

いうことで騒動に拍車がかかっている。

座席数は4つオーバーしていて、そもそもオーバーブッキングの原因は他の便に乗務する

ユナイテッド社員が4人、急に乗ることになったからで、乗客には何の落ち度も無い。

 

そういうケースでは謝礼を支払い、自発的に降りてもらえる乗客を募るそうだが

謝礼が宿泊費別で800ドルまで上がっても誰も応じる乗客がおらず、

スタッフはコンピューターでランダムに(ホンマ? カップルが選ばれてるやん)

4人を選出し、うちカップルを含む3人は求めに応じて飛行機を降りた。

 

しかし残る男性は自分は医者で、明日の診察のためにどうしても今日中に自宅に

戻らないといけないと主張し降りることを拒否したため、警官が呼ばれた。

不確定だが、このとき選出された4人が全員アジア系であったとか、警官が高圧的で

スタンガンを使用したとの情報もある。

 

男性が座席から引きずり出された際に肘掛けで顔を強打し、かなりの流血が見て取れる。

仮に69歳のこの男性が白人の老医師であったら、同じように力ずくで引きずり出しただろうか、

ということだ。

 

当初ユナイテッド航空のCEOが謝罪をせずに、社員をかばうような発言をしたことで

さらに騒動に火が付き、同社の株は下落した。翌日にはCEOが謝罪とこの問題を調査することを

表明し、株は持ち直している。

 

実際にこの便を運行していたのはユナイテッドから委託を受けた子会社で、親会社社員に

気を遣って乱暴に事を運んだのではないかということや、2010年にコンチネンタル航空と

合併したユナイテッド航空は元々労働組合の力が非常に強く、社員の扱いに気を遣わなければ

いけなかったという社内事情があったようだが、乗客には関係の無い話だ。

 

オーバーブッキングの騒動がアジア人差別への批判へと広がりを見せるこの騒動、

被害に遭った男性は既に事件専門の弁護士に相談し、ユナイテッド航空への訴訟を

検討しているという。あれだけ流血しているので謝罪だけでは収まらないだろうが、

少し対応が早すぎる気もした。

 

この男性がいったん飛行機を降りることを了承し、

どこかに電話をして訴訟することは可能かどうか相談していたとの情報もある。

その後10分くらいして機内に戻ってきて大声で、

「私は医者で、明日までに自宅に戻らなければならないのでやっぱり応じられない」

と主張している姿も動画に映っている。

 

実はこの男性、ドラッグ関連で2005年に98もの罪状で起訴されうち6件で保護観察付き有罪判決を受け、

医師免許を放棄している。それとは別に、患者とのセックスの見返りに違法な

処方箋と報酬を渡した罪でも有罪判決を受けている。ちなみに米people誌によると、

その患者は男性だそうだ。(…それは別にええやん。やったことはゲスいけど)

2015年にケンタッキー州の規制緩和によって現在は週に一度患者を診察したり、処方箋を処方することを

許可されているそうである。それ以降はポーカーゲームのプロとしてトーナメント2位になるなど

腕をならしていたという。

 

なのでまあ、医師には違いはないのだけれど。なんだかなあ、というところ。

被害者なのにこんな言い方は悪いけれど、ちょっと、当たり屋の

要素もあるんじゃないのかなあ。

少し様子を見てからじゃないと、ソラ来たとばかりに今回の騒動に乗っかって人種差別デモとかを

大々的にやってると、足元をすくわれるかもしれない。

 

しかし頻繁に起こる航空会社のオーバーブッキング問題や、この問題が

アジア人差別だったのかという検証は彼のプライベートとは関係なく行われるべきで、

警官によるスタンガンの使用があったのか無かったのかも分からないが、少なくとも今後、

搭乗手続き前にオーバーブッキングが確認できて対処できるような体制の徹底や、

乗客が暴力で警官に引きずられて飛行機を降りるようなことが起きないように願う。

 

ヤンキーとはもともとアメリカ人を指す言葉だが、日本では不良のことを指す。

 

最近では絶滅したともいわれており、めったに見かけることはなくなった。

代わりにマイルドヤンキーなんていうのがそこら中にいるけれど。

大阪のアメリカ村で買ったアロハシャツに太いズボンを着た若者の格好からヤンキーと

呼ばれるようになったとも言われる。

 

「なんやコラ」「やんのかコラ」「降りろやコラ」

などと乗客に対して言ってしまうのだったら、

ユナイテッド航空は明日からヤンキー航空に改名すれば良い。

 

 

 

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2017-04-14 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『浅田真央選手の引退とありがとう』

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今日の時事☆放談。

世界のスケート界を牽引してきた、日本のフィギュアスケート選手

浅田真央選手が引退を表明し、本日記者会見を行った。

 

織田信成さんが会見で号泣していたが、これで

「バンクーバーオリンピックに出場した、鈴木明子さん、高橋大輔さん、

小塚崇彦さん、僕、安藤美姫さん、全員が引退した」のだという。

 

日本人で真央ちゃんのことを嫌いな人はおそらくいないだろう。

卓球の愛ちゃんと同じく、小さいころから天才少女としてメディアに

取り上げられていて、成長すると名実共に世界のトップアスリートとなった。

 

26歳といえば大人の女性だが、つい真央ちゃんと、ちゃん付けで呼んでしまう

その愛くるしさや思わず応援したくなる雰囲気。

小さな体で果敢にトリプルアクセルに挑戦し、成功したら

「おぉ〜〜!!!!」

または失敗して転倒!「ああっ!」

テレビを見ながら日本中が一喜一憂したと思う。

まさに国民の娘であり、妹であった。

ジャンプに失敗して立ち上がるときは思わず「がんばれっ」と拳を握ったし、

競技終わりのインタビューでしっかりとした受け答えに「うんうん」とうなずいた。

 

女手ひとつで小さなころから舞、真央両選手をスケート選手として支え続けたお母さん。

最初はその美貌もあって注目されたが、選手としての限界を感じたころに

一番身近なライバルである妹に圧倒的な差を見せつけられた姉の舞さん。

母親の期待は自分から妹に移ってしまったという見捨てられたような気持ち。

真央さんが順調に力を付け世界で戦う中、自暴自棄になり髪を染めて

夜遊びする舞さんにお母さんは「真央の邪魔になることだけはしないで」

と言ったという。

自分のために三人の絆がぎくしゃくしたことを真央さんはずっと悩んでいた。

天真爛漫に見えた笑顔の裏で。

 

そしてそのころ、お母さんが47歳の若さで亡くなってしまう。

カナダにいた真央さんは急遽帰国したが、最期には間に合わなかった。

その次のシーズン、舞さんは真央さんのサポート役として海外練習に

同行した。そして姉妹で過ごす中、真央さんが舞さんに「ずっと寂しかった」と

言い、二人は絆を取り戻したという。もうこの辺りで2人の心中や背景を思うと

涙無しではいられないが、それからは本当に仲の良い姿をたびたび見ることになる。

 

26歳で人生のファーストステージにひとまず幕を下ろし、これからどんな第2の

人生を送るのか、国民は温かく見守っている。スケート自体をやめるわけではない。

アイスショーなどでまた滑る姿を見ることができるはずだ。

日本では馴染みが無いが、欧米ではフィギアの競技選手が現役を引退した後は

アイスショーなどエンターテインメントの世界でいっそう活躍するのが通例だ。

ショーは観客もたくさん入るしテレビ放映もされ、収入的には競技選手のころを

上回ることも多いという。

 

先月末に発売された

浅田真央・リカちゃん人形セット(記念フレーム切手セット付)。

郵便局の企画で記念切手とのセット、予約注文で12,000円。

今予約して、届くのは11月というちょっと気の長い話だが、

引退記念にと購入が殺到しているらしい。

 

スポーツ選手が自分の判断で引退を決意するのはいつでも

見ている方はせつない気持ちになる。まだできる、いやもう十分だよ、と。

真央ちゃんのスケートにはドラマがあった。うまくいっても、いかなくても。

それがスポーツ。それが人生。

楽しいスケートを見せてくれてありがとうという気持ちでいっぱいになった。

 

2017/04/13 追記

会見で真央さんは涙を隠して後ろを向いた。涙を見せないというたしなみ。

グッとくるものがあったが、姉の舞さんも、妹の引退についての会見で、

同じように後ろを向いて涙を隠したのだ。やはり姉妹というべきか、

あるいはお母さんなどがそういうように育てられたのだろうか。

これだけ情熱を掛け続けてきて、引退するのだから泣いたってかまわない。

むしろ涙を欲しがっているカメラもある。

芸能人ならばそれも含めて見せ場だと、おおいに涙を見せるだろう。

けれど浅田姉妹は後ろを向いて涙を見せまいとした。

そこに彼女たちの正道、サムライスピリッツを感じた。

 

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2017-04-13 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『羽生結弦選手VSじぶん』

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今日の時事☆放談。

 

世界フィギュア2017で羽生結弦選手がフリースケーティングの

世界歴代最高得点を更新し、優勝した。

ため息の出るような美しい演技だった。

 

どれだけ日々過酷な練習を重ねても大舞台で結果が残せないこともある。

フィギアスケートは氷上にたったひとり。

誰も助けてくれない。繊細で孤独な競技だ。

 

大観衆が見守る中、緊張感のある演技が続く。

そのプレッシャーはいったいどれほどだろう。

羽生選手も最後はメンタルの部分、自分自身との戦いだと語っていた。

 

その結果、ノーミスどころかすべてのジャンプが高得点で

世界歴代最高得点を更新して優勝! 

羽生選手の安堵感と達成感の入り混ざった、本当に嬉しそうな笑顔が印象的だった。

 

「皆さんが私に自信を与えてくれた。皆さんに私の最高の演技を

見せられないこともあり、それは本当に悲しいこと。

ただファンの皆さんが喜んでくれたのだったら最高にうれしい」

というコメントで場内から大歓声が上がったという。

 

おめでとうございます! 素晴らしい!

 

 

点数を待っている間、お気に入りのくまのプーさんの

ぬいぐるみ脇の所を抱えて待っている姿がとても微笑ましかった。

 

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2017-04-02 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『サウジの王さまがやってきた』

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20年くらい前、僕が免許を取って車に乗り始めた頃

街中のあちらこちらにガソリンスタンドがあった。

赤い屋根、黄色の屋根、青い屋根。オレンジのも。

国道沿いのトラックなどが利用するような店は24時間営業で、

市内にあるような店は夜の10時か11時になったら閉店する。

ガソリンスタンドの道路の向かい側にガソリンスタンドがあったり、

なんならガソリンスタンドが2軒、並んでいる光景も珍しくなかった。

 

ガソリンスタンドの数は年々減少している。

ピーク時の1994年に6万カ所あったスタンドは2015年には

3万カ所と約半分になった。そのうちの3割がセルフ式スタンドだという。

 

要因はいろいろあると言われているが、若者の車離れや

驚異的な燃費率の向上、電気を使うハイブリッドカー、

そして近年では原油安も要因とされている。

昔のように数十名の社員やアルバイトを雇う深夜までの

経営はもう、成り立たないのだ。

 

今日の時事☆放談。

 

サルマン国王がガソリンスタンドで石油を売ろうとするが、

ガソリン不要のEV車が停まってくれない。

 

長年石油のリーダーシップを担ってきたサウジアラビアの

サルマン国王が来日した。46年ぶりだという。

サルマン国王は2015年に即位したばかり。

予め持ち込まれた専用のエスカレーター式の電動タラップや

ずらりと並んだ黒塗りで大量の高級外車が話題だ。

1000人以上の側近、大臣も随行するという、ちょっとした国家大移動だ。

 

国王であっても何故だろう、英国女王陛下や昨年ご逝去された

タイのプミポン国王のような王室の威厳はあまり感じられない(ごめんなさい)。

石油の国サウジの大金持ちの王さまが来日された、という感覚だ。

フランスの別荘に滞在した際には3週間でなんと6800億円ものお金を使ったそうで

(別荘からビーチに降りる特性エレベーターが設置されたそうだけれど

それは今回のエレベーターとは別なのかな…?)

ホテル、百貨店、飲食店、あと大きな声で言えないが高級風俗店にも

多数の予約が入ったとか。

 

今回の46年ぶり来日の目的は、経済・外交関係の協力強化だという。

2014年アメリカでシェールガス革命が起こり、原油価格が大幅に下落した。

リーマンショック直前には1バレルあたり130ドルまで上がった価格が25ドルまで下落。

石油に依存していたサウジアラビアは前年比6倍、約10兆円の赤字となり、

喫緊の仮題として脱石油、増税の検討などを進めている。

 

もう何十年も前から言われてきたことだが、石油埋蔵量には限りがある。

黄金の泉はいつか無くなる。新しい国家事業を見つけて推進していく必要がある。

 

すでに世界中でさまざまな次世代エネルギーが研究、開発されているが、

飛行機や船や自動車に石油に替わる新しい燃料を使う時代が、

僕が生きている間に来るのだろうか。

 

とりあえずガソリン価格はもうちょっと下がってもらえたら嬉しい。

 

 

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2017-03-21 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『クロネコはamazonを運ぶ』

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スケッチブックやペン、マーカーなど、仕事に必要な備品や消耗品。

そして本。読書の本、仕事の本、勉強の本。雑誌。

毎月けっこうな数の本を購入する。

たまに大型書店でPOP買いや表紙買い、パラパラ内容を

見て買うこともあるけれど、今やほとんどがAmazonだ。

 

Amazonはここ15年で、生活になくてはならない存在になった。

最初はアメリカ発ネット書店が日本上陸! という感じだったけれど、

ここまで欠かせない存在になったのは、やっぱり本以外の

日用品や食材も扱うようになって、ディスカウントストアや

ホームセンターばりにあらゆる物がそこそこの値段で

買えるようになってからではないだろうか。

 

明日からMacがなくなったら仕事にならないし(たぶん探し回ると思う)、

iPhoneがなくなったら地味に困る(特に出先で)。

Amazonがなくなったら、、昔に戻るだけだけれど、やっぱり困るなあ。

備品や消耗品、本を、他のサイトで買わない一番の理由は、

やっぱり商品到着のスピードではなかろうか。

商品によっては朝注文して午後イチで届くこともある。本当にありがたい。

楽天で画材を購入したら、在庫確認に2日、発送完了までに3日、輸送に2日と、

到着まで一週間近くかかることもフツーにある。

在庫有り、で注文しても、店舗によっては在庫確認で一週間近く待たされたあげく、

在庫切れです、と連絡が来ることもある。

 

ヤフーとアスクルが運営するLOHACO(ロハコ)も翌日配送で、

日用品に強い。ダスターやペーパーナプキン、詰め替えティッシュなどは

LOHACOで箱買いをするとだいたい一年近く持つ。

 

LOHACOで特に気に入っているのは無印良品が買えることだ。

無印良品の店舗数はかなり増えたけれど近所では駅前かショッピングモールにしかなく、

消耗品が切れたときサッと買いに行けないので、ファミリーマートの

無印良品コーナーをもっと充実させるか、いっそ無印良品のコンビニを作って欲しいなあと、

昔からずっと願っている。

(食品、飲料も扱ってるし、シャツや下着、トラベルグッズ。需要あると思うけどな〜)

MUJIカフェももっとそこら中に作ったらいいのに。

(なんならIKEAのあのなんともいえん食堂と交換して!)

整理小物や小分けのケースや瓶は無印良品に勝るものは無いし、

打ち合わせノートとマスキングテープは大活躍だ。

 

MUJI.netでも購入できるけど、税込5,000円以上買わないと、送料がかかる。

LOHACOのネックは税込1,900円以上買わないと、送料がかかることだろうか。

日用品を買う時って単価が安いから、送料が余計に損した気分になる。

 

そういう意味では、ここ数年ヨドバシドットコムもすごい。

配送料は原則無料で、Amazonとほぼ変わらず翌日には届く。

だけど品揃えはAmazonの方が圧倒的に多い。ヨドバシには品揃えを

もっと充実してもらってぜひ、二強になってもらいたい。

一社独走、一強はいろいろな面で良くない。だいたいの業種がなんでも二強、三強だ。

万年二位をキープする場合もあるし、三位と四位が合併して一位になることもある。

 

「いや〜危うく今年は三位になりかけたんだけど、今年も一位だったよ」

「十七位から始めさせられたんだよ」

「そのころいつも九位の家に泊まっていたよ」

(携帯電話が鳴って)

「…なに? 私を二位だと言う奴がいるって?」

「…そんなに言っているのか」

「……どんな言い方だ?」

 

少年の病室に有名な「世界一位」(何かの世界一位らしい)がお見舞いに訪れる、

ごっつええ感じのコント『お見舞い』を思い出した。

 

今日の時事☆放談。

 

クロネコヤマトが疲弊している。

Amazonが黒船よろしく日本に上陸したのは21世紀になったばかりの2000年11月のことだった。

当初は和書・洋書のラインナップのみ。

そのころAmazonの配達業務を請け負っていたのは日通のペリカン便である。

 

2009年にペリカン便はゆうパックと統合してAmazonから撤退、

配達業務は佐川急便に引き継がれた。もともと企業間配送に強い佐川急便は

個人宅配送に不慣れで、サポーターと呼ばれる下請け業者にしわ寄せが集中した。

Amazon独自のシステムである、1回の注文に対し複数個に分けての発送

(準備ができた順に発送、ってやつ)や個人宅への再配達に振り回される。

2013年、佐川急便はAmazonに対し強気の値上げ交渉を行った。

Amazonはこれを拒否し、佐川急便はAmazon配達業務から撤退した。

 

それと入れ替わったのがクロネコヤマトのヤマト運輸。

(と、一部がゆうパック。)

佐川急便と違い個人宅配送のノウハウも有り、全国に4,000箇所の営業所を持つ

ヤマト運輸なら、年々増え続けるAmazon配達業務にも対応できるだろうと期待された。

 

ヤマト運輸はいい意味でも悪い意味でも真面目だ(CMではゆうパックが真面目だけれど)。

時間指定配達なども社内チェック機能があり、とても厳しいのだという。

Amazonで10点購入しても、発送時期によって配達が複数回に分かれたりする。

その場合、1回の注文に対し、複数回配達の必要があるのだ。

加えて留守宅への再配達はドライバーの自己負担。19%、約2割の再配達が

追い打ちをかけドライバーを苦しめる。

1回の注文に対してのコスト増加を、ドライバーの自己負担でカバーしているのだ。

 

現在、スマホの普及もあり荷物の取扱い個数はどんどん増加し、

ヤマト運輸のドライバー不足は深刻な問題となっている。

社員組合が宅配便の引き受けを抑えるよう会社側に求めるという異例の事態に陥っている。

ヤマト運輸だけでなく、運送業界はどこもドライバー不足だという。

 

ヤマト運輸の売上は2013年から右肩上がりで、役員報酬も株主配当も年々増を果たしている。

会社はめちゃくちゃ儲かっているのに、末端のドライバーはその恩恵にあずかれていないのだ。

今後は昔のトラック乗りのように、仕事はきついが儲かる、くらいの給料を保障し、

人材不足解消とサービス維持を図っていくことが望ましいだろう。

 

そもそも、日本は住みよい過剰サービスの国なのだ。

というよりサービス競争のあげく高度なサービスに慣れてしまっているというか。

アメリカでは、配送料無料になるAmazonプライムの年会費は99ドル(約11,000円)。

日本では年会費3,900円だから、およそ3倍だ。

そして日本では「翌日配達」だがアメリカでは「2~3日後配達」。

さらに数日遅れることがあり、プライム会員でなければ送料がかかる上、

配達は早くて1週間後だという。

 

クロネコヤマトは対面で確実に受け渡しをして、客が受取のサインをするが、

アメリカではもっと適当で、なんとドアの前に荷物を置いてそのまま立ち去ってしまうらしい。

在宅確認も、サインもしないのだ。

不在票がそもそも無いから、再配達も存在しない。

アメリカでは昔から新聞配達員が走りながら新聞を庭に投げ入れるが、

それと同じ考え方なのだろうか。(投げ入れないだけまだマシか)

 

日本人からするとかなりの衝撃である。当然誤配も多いらしく、紛失リスクもある。

 

もっとも、治安の悪い地域や受取人が必要な荷物の場合は不在票を入れるし、

盗まれたりしないよう植え込みの中に置いたり(こっちが見落とすわ!)

雨が降っていたら屋根の所に置いたり、という気配りはしてくれるらしい。

なんでもそういう玄関先の荷物を盗んで歩く泥棒がいるらしく、住民は

セキリュティカメラを設置したり、盗難防止の宅配ボックスを購入したりするそうだ。

それでも皆、それくらいの負担はこの便利さに比べると仕方がない、と考えているそうである。

 

自分もそうだが日本人ってのはサービスが大好きで、レビューなどでも

「味はよかったがサービスに難あり」とか,逆に

(客に説教したり、めっちゃ厳しい店主とかね、絶対行かないけど)

「接客サービスはよかったが施術に難あり」(もはや何に対してお金を払ったのかわからん)

とか、商品と同列に並べて比較するくらい、サービスを重視している。

運送会社にまでサービスを求めていると知ったら、外国人は驚くだろう。

「えっ、だって、運送会社は荷物を指定場所まで届けるのが仕事だろ?」って。

 

Amazonに関わって、ペリカンが10年、飛脚は5年、

そしてわずか3年でクロネコが音を上げた。相当きつい仕事なのは確かだろう。

夏にはヤマト運輸の子会社が宅配ボックスサービスを前倒しして開始するし、

パナソニックなども個人宅に設置したり門柱に埋め込める宅配ボックスの販売を開始する。

 

宅配ボックスの利用、駅やコンビニ受取、またはスマホとうまく連携して再配達を減らし、

Amazonの本一冊、USB1個でもダンボールで梱包するような過剰包装を見直して荷物サイズを小さくし、

1回の注文での個別発送をできるだけまとめて一度に発送できるよう改善し、ドライバーの負担を

軽減できるようにしてもらいたい。

 

日本の宅配サービスは世界一だと言われている。中身が固定するよう

工夫を凝らしたダンボール箱や、クール便などの専門車。

豪雪地帯で警察や消防が立ち往生するなか、特殊車両の宅配便だけは

時間通りに荷物を配って回っていたという。

時間指定配達を厳守し、不在だと重い荷物を抱え何度も足を運んでくれる。

ヤマト便では来年から時間指定の12時〜14時の時間を廃止する方向だ。

ドライバーが昼食を取れないらしい。

 

無人カーやドローンで荷物を運ぶ試みがアメリカなどではすでに始まっているが、

それは前述の受取確認不要を受容するアメリカだからできるシステムで、

日本ではまだ時間がかかるだろう。

 

今のままではドライバーがいつか破裂するする爆弾を抱えて走っているようなものだけれど、

ギリギリのところでこの問題が世に出て、それに対し同情的な声が広まった。

皆が普段の頑張りを知っているからこそだ。

既にヤマト運輸では27年ぶりとなる基本運賃の値上げを決定している。

またヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社で連携し、高層ビルなどで

配達を1社に集約して配る取り組みを始めている。

 

帰宅時入れ違いで不在票が入っていたり、炭酸水1ケースを頼むことに妙な罪悪感を

覚えなくて済むよう、ドライバーの負担が減り、ドライバーという職業が高給取りな

人気の職種になってもらうことを願っている。

 

 

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2017-03-14 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『泣かないで、ブルゾンちえみ』

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日本一のピン芸人を決めるR-1ぐらんぷり2017。

優勝を飾ったのはアキラ100%(また脱いで売れた芸人がひとり)。

ザ・宴会芸とも言うべき素っ裸に銀お盆という伝統芸で、

使い古されたネタながらとても面白かった。

年末のガキの使いSPの使い笑ってはいけないで

アキラ100%は俳優の原田龍二と「丸腰デカ」でコラボ、

今回R-1で敗者復活のサンシャイン池崎は斎藤工とコラボし

けっこう話題になったので覚えている人もいるだろう。

どっちもすごかった(俳優の方がね)。

(個人的には西岡徳馬の乳首ドリルがいちばん面白かった。

毎年あの芸達者ぶりはなんなん!?)

 

R-1はM-1やキングオブコントと違って、ある程度の知名度がないと

決勝のステージに立つことは難しい傾向にある。

全くの無名でノーマークが勝ち上がっていくのは難しく、

ある程度売れているコンビの片方か、すでに名も売れていて実力のあるピン芸人ばかりだ。

ピン芸や漫談は初見に弱いということだろうか。

 

ダウンタウンの松っちゃんがR-1チャンピオンはネタ見せ番組が減って

トークやひな壇主体の今のテレビでは継続して何年も売れていくことは

とても難しいと言っていたけれど、

たしかにR-1歴代チャンピオンでよくテレビに出ている人はほんの一握りだ。

ネタが強いと営業で稼いでいるのもあるだろうけれど。

コンビで売れる足がかりとして、キャラを開発して参戦する者も珍しくない。

R-1は今やM-1やキングオブコントとはまた違った、コンビやピン芸人、

一発狙いや再ブレーク狙いなど、色〜んな思惑が交差する、

群雄割拠でカオスなコンテストになっている。

 

今年の決勝ステージメンバーは正月のナイナイのおもしろ荘やガキの使い新年会で

ウケていたメンツが多かった。

中でもおもしろ荘で優勝して年始から急に露出が増えたのがブルゾンちえみだ。

年末くらいからガンガンに来ていた平野ノラと入れ替わるように今年に入って

露出が急上昇。後輩のブリリアンというイケメンコンビと共に

「ブルゾンちえみwithB」として活動し、結構好きだなと思っていた。

 

余談だけれどアメトーーク!の企画プレゼン大会「アメリカにかぶれている芸人」で

(このときはなぜかwithBじゃなくて謎の外国人。あっアメリカにかぶれているからか!)

海外ドラマ「ゴシップガール」が好きだと言っていて、ゴシップガールといえば

昔観ていた女子高校生探偵「ヴェロニカ・マーズ」主演のクリスティン・ベルが

ナレーションをやっているっていう印象しかなかったけれど、

ちょうどAmazonプライムであったので観てみたらハマってしまって

現在シーズン2を観ているところ。

 

ブルゾンちえみはフリートークも面白いけれどなんとまだ芸歴2年目だという。

じゃあ後輩のwithBことブリリアンは1年目?

渡辺直美のように女性に好かれそうな、なんともいえないいい感じの

雰囲気があるなと感じた。おそらく全国的にお笑い好き人口は女性の方が多い。

 

同じくR-1決勝に3年連続で進出したゆりやんレトリィバァもまだ芸歴は4年ほどだ。

大阪NSC在学中から「すげえ逸材がいる」と言われていて、

NSCを主席で卒業したころから関西ではテレビによく出ていた。

シュールだけれど間が良くて度胸もあって、愛嬌もある。

最初は山田花子の再来と言われていたけれど、花子はジミーちゃん的な方向で、

僕は鬼才友近に近いなと思っている。

先日、R-1の少し前に行われた関西ではそうそうたるメンツが

過去に賞を獲っているNHK上方漫才コンテストで優勝している。

将来、全国区で活躍する女芸人だろう。

 

端から見れば順調に来ていると思えるゆりやんレトリィバァだけれど

先日の人生が変わる1分間の深イイ話でブレイクした同年代(芸歴は違うけれど同い年)

であるブルゾンちえみに正直嫉妬してしまう、とライバル視を明かし、

楽屋に挨拶に来たブルゾンちえみが流れでネタをその場で披露することになり、

悔しいけどオモロイ、とゆりやんが涙をにじませる姿が印象的だった。

 

メイプル超合金のカズレーザーがあれだけブレイクして、おそらく

今後も残るだろうと言われている(おめえ誰だよ)理由のひとつとして、

度胸強さや自己肯定感の高さにあるのではないかと思っている。

いつも堂々としていて、笑顔でなんでも余裕な感じで受け返し、

自分のセクシャルな部分や(言い回し成宮くんか)人生観などをしっかり認めている。

観ていてミョ〜に安心感があるのだ。安心感が好感度につながっている。

近年今売れている芸人やタレントも、そういった画面に安心感があって、

あたふたしているよりもドッシリ安定感のある人が

視聴者に受け入れられている気がする。アドラー心理学が再評価されたり、

世間はテレビやお笑いに安心感を求めているのではないだろうか。

 

ブルゾンちえみの印象はそれと近い、安心して観ていられるイメージだった。

デビューして割とすぐに世に出て、舞台度胸もあって、トークも返しもうまくて、

しかも年明けからブレイクして今このタイミングでのR-1。

もしかしたら優勝あるんちゃう? と思っていた。

(レイザーラモンRGはもうええって、いつまでやるねん! 〜からの繰り返しの面白さ、

という笑いだから優勝しない方がオイシイし、

ゆりやんも笑い飯的にずっと決勝って言う方が長期的に出番が増える。

いずれも「あえて」の笑いなので関西でめっちゃ受けても全国で万人に受けるかは

分からない。でも笑い飯も最後の最後に優勝したからな〜。)

 

…なんかとりとめもなくめっちゃ長くなってしまった。お笑い好きなので。

 

今日の時事☆放談。

 

R-1決勝の大舞台でブルゾンちえみがネタを飛ばした。

ピン出場なのでwithBはいない。ひとりだ。

こんなときコンビだと相方がフォローしたり、なんならそれをイジって

アドリブのライブ感ある笑いにできるのだが、ピンはキツい。

劇場や営業で何百回もやったネタや、もう十何年やっているネタなら

何かうまい持って行きかたがあったのかもしれないけれど、

芸歴2年がここで響いた。

 

とはいえ、一人バージョンなのでネタも新しく下ろしたのか

昔からのものなのか分からないけれど、とにかくほとんどの観ている人にとって

初めて見る新ネタだったと思う(その他の出場者のネタはほとんど全部、

今まで観たことあるものだった)。

ちょっとリズムを崩したなと思っても、そのままそういうものだと

押し通しても、ほとんど分からなかったのではないかと思う。

 

審査員が票を入れる結果発表の前に、MCの雨上がり決死隊の宮迫博之に

「withBがおらんかったけど」と声を掛けられてこらえきれず号泣した。

『めっちゃネタ飛ばしちゃった~』って。ちょっとこっちもグッときた。

女の子だし、芸に対してまっすぐでとても好印象だけれど、もしあのとき

そのまましれっと笑いに変えていたら点数はどうだったんだろうか。

宮迫はそういうつもりで、やさしさでひと笑い取らせるために振ったように見えた。

 

結果初戦敗退になってしまったが、なんにせよ、放送終了後から

応援の声が続々と寄せられ、普段あれだけ厳しくてギスギスしている

Twitter上であんなに暖かいことばがあふれているのを久々に目にした。

たぶんみんなグッときたんだと思う。

フォロワー数も翌日には一気に5万増だった(もともと29万だったけれど)。

 

自分の好きな笑いとしてはRG、ゆりやん、おいでやす小田だったけれど、

ブルゾンちえみ、よかった。泣かないで、笑って欲しい。

笑って、みんなを大いに笑わせてもらいたい。

ゴシップガール、最終シーズンまで必ず観る(何の宣言やねん)。

 

ちなみにwithBは舞台裏で応援していたらしい。

 

ちなみにちなみに。雨上がり決死隊の宮迫が

R-1の前日に収録した「行列ができる相談所」で

ブルゾンちえみwithBがネタを披露し、R-1とまったく同じところで

ネタを飛ばしていたことを明かしたそうだけれど、

 

だとしたら、余計せつないな〜。

あそこ気をつけないと、飛ばさないように、って念を入れていただろうから、

それなのに同じところで…。ネタ覚えるのは当たり前、笑いも取って、

時には場を読んでアドリブまで。芸人って、すごいなあと

改めて思った。

 

追記:

第47回NHK上方漫才コンテストでゆりやんレトリィバァが

男女を通じて大会初のピン芸人として優勝したことについて、

漫才コンテストちゃうんかいという声が一部で上がっていたことに

ハイヒールのリンゴ姉さんが言及している。

 

とっても読みやすい文章で、理路整然としていて、

後輩愛やお笑い愛にあふれた素晴らしい意見だと思った。

リンク:

審査員のリンゴが語る「NHK上方漫才コンテスト」でのピン芸人優勝論争

(デイリースポーツ 3/5(日) 17:00配信)

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2017-03-05 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『50歳現役キング・カズ』

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あれは高校生の頃だったか、もう卒業していただろうか。

日本でプロのサッカーリーグ、Jリーグが発足し、我々の地元ではガンバ大阪という

元は松下電器のサッカー部が主体で、パナソニックがスポンサーのチームができることになって、

吹田の万博公園にあった万博記念競技場まで、たしか完全無料では無かったと思うけど、

最初だからということで誰かから招待券をもらって、開幕戦を観に行った。

野球と違って、ずっと走りっぱなしの選手やあちこち動き回るサッカーは

ボールを追って顔も右へ左へ忙しく、サッカー観戦は弁当食ってる場合じゃないなと

思ったのを覚えている。

観客もサッカーの応援の仕方が分からなくてなんだかヘンな応援だった。

 

発足してすぐにいわゆるJリーグブームが起こり、カズ、ラモス、武田、

「アルシンドニナッチャウヨ〜」のアルシンド(どんな紹介や)、

踊るカズとは対照的に静かに膝をつき祈るビスマルク。

プレー以外でもなかなかのキャラ揃いで、キャプテン翼も顔負けの役者が揃っていた。

あのころは切れたら願いが叶うって、ミサンガも流行ったな〜。

女子がよく電車とかマクドとかで編んでいるのを目にした。

 

あれから25年ほどたって、日本のサッカーは信じられないくらい強くなって、

アジアではトップクラス、五輪やワールドカップも出場はほぼ当たり前、

何十人もの選手が海外の一流チームでプレーしている。すごいことだ。

 

野球で大リーグで活躍した日本人の先駆けと言えば間違いなく野茂英雄だけど、

30年前、サッカーでまだ誰も海外でプレーしていない時代に高校を中退して

単身ブラジルに渡ってプレーしたのが、三浦知良だ。

何がスゴイって、彼はそれからずっと30年間、トップクラスをキープし、

今も現役として活躍していることだ。そんなアスリートは世界的にも希ではないだろうか。

もちろん全盛期のキレはない。だけど40歳を超えたイチローがそうであるように、

その存在そのものがチームメイトの精神的柱となり、メンタル面、自己管理方法、

ライフスタイルや発言や愛用の道具まで、その一挙手一投足が若い選手の手本となっている。

日本サッカー界のレジェンドであることは間違いない。

60歳までやるということだけれど、本当にやれるんじゃないだろうか。

 

今日の時事☆放談。

 

キング・カズこと横浜FCのFW、三浦知良選手が開幕戦の日に50歳の誕生日を迎え、

66分間の先発出場を果たした。

チームは勝利し、国外だけでなく海外でも広く報道された。

シュートを決めたときおなじみのカズダンスは親友のトシちゃんこと田原雅彦が完成させたそうだ。

もっと現役を続けて欲しかったけれど。盟友である中山ゴンこと中山雅史。

2年前、張本勲氏がサンデーモーニングで「カズ、もうお辞めなさい」と言ったと報道されて

張本さんはたしかに3000本安打、500本塁打、300盗塁という伝説のものすごい野球選手だったけれど、

アスリートの引き際に言及するものでもないし、サッカーの専門家ちゃうやろ、と少し憤慨していたら、

カズは「『もっと活躍しろ』って言われているんだなと思う。

『これなら引退しなくていいって、オレに言わせてみろ』ってことだと思う」と答えた。

やられた。ずきゅん。

 

一流のアスリートはどうして受け答えが素晴らしく、人格者が多いのだろう。

スポーツは人を作るというのは本当だ。

 

張本さんもやられたらしく、次週の放送で、

「カズにあっぱれ! 辞めた方がいいと言われて、普通ならクレームをつける。

それをさらりとかわして、先輩からの助言だと言ってくれる。こんなこと言う人いるの?

男らしいというか腹が据わっている」と絶賛した。

(いやどないやねん! と思ったけど)

 

サッカー少年が海を渡ってブラジルで修行し、Jリーグ発足と共に活躍し、

50歳でまだ現役を続けている。

すごいなあと。優勝したとかメダルを取ったとかじゃなく、

この継続した活動そのもの、存在が国民栄誉賞に値すると思う。

 

…最後に、文藝春秋 『Number Web』

<有名人から読者まで>  教えてカズ先生

~44歳のキングに44の質問~ <4限目> より。

 

Q.44 : 夜もキングですか?(30代・女性)

A.カズ : はい。夜もキングです。

 

…だそうです。

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2017-03-04 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『ゴーン氏と自動運転』

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うちの父はいわゆるニッサン党で、

自分が物心ついたときからの我が家の歴代の車は

1975年頃…カローラ(白くてずんぐりカワイイ顔してた。冬はエンジンがかかりやすくなるように毎朝母がお湯をかけてあげてたなあ。。)

1980年頃…スカイライン(シルバーのシュッとした兄さん。歴代の中でいちばんイケてた)

1985年頃…リベルタビラ(くさりかたびらか)←笑い飯西田か

1990年頃…忘却

1995年頃…ブルーバード(免許を取ってすぐ借りて、2号線を西へ西へ、広島へドライブ。道中派手にこすってしまった。ゴメン。。)

2000年頃…忘却

2007年頃…ティーダ(結局自分は1回も乗ってない)

2016年…ノート(今ココ)

 

誰が興味あんねん! という発表でしたが、

いわゆるザ☆ニッサン・ファミリーカーというべきラインナップ。

中でもリベルタビラだけはかなり車に詳しい友人でも

「ニッサンにそんな車は無い(キッパリ)」と言わしめたほどのマイナー車でした。

 

自動車事故は8割方が人間の操作ミス、判断ミスであって、

自動運転が法令化されれば、今よりも事故数が減ると言われています。

特に高齢者が運転するよりはずっと安全かもしれません。

 

日産自動車は今のところ自動運転に一番力を入れていて、もうすでに

実験車では自動運転で研究所を出て高速道路を走って帰ってくる

くらいのことは問題無くできるそうです。

あとは法律の問題ですね。

日本の道交法は厳しく、自動運転が一般道で走行可能になるのは

先進国でいちばん最後になるのではといわれています。

それに日常のメンテナンスをどうするのかとか。

調子が悪くて正しく作動しなかったでは済みませんから。

 

今日の時事☆放談。

 

前世紀末。日産自動車とフランスのルノーが提携し、

カルロス・ゴーン氏がルノーから送り込まれてきたときには

超合理的で容赦ない「コストカッター」の異名を取る

冷酷なリストラマンのイメージでした。

(初めて見たときMr.ビーンかと思った)

 

しかし日産自動車はゴーン社長のもとで奇跡的とも言えるV字回復を遂げます。

社内では「ゴーン前」「ゴーン後」という言葉ができたそうです。

 

合理化のイメージが強いゴーン社長ですが、

往年の名車、セドリックやグロリアが廃止になるときには

伝統的なブランドを存続させることの意義を主張して最後まで反対し、

また伝説の名車フェアレディZ、GT-Rを復活させました。

一説では若い頃から日産ファンで愛車がフェアレディZだったとか。

 

ゴーン氏は会社建て直しを自分の使命、生きがいのように考えており、

ルノー、日産自動車を立て直し、昨年は業績が悪化していた三菱自動車を傘下に収め、

これから三菱自動車の復活劇が始まるのだと思われていました。

 

そのゴーン氏が日産自動車の社長を辞任したということです。

トランプ大統領の誕生で、日本車メーカーの中でも特にメキシコ進出に

力を入れていた日産自動車は今後厳しい立場に立たされることが

予想され、対立を避けるために辞任したという向きもあるみたいですが、

 

この人事は三菱自動車を立て直すことを決めたときからの計画であり

日産自動車の社長を退いてより動きやすい立場から、

三菱自動車の立て直しに専念するためではないか、ともいわれています。

 

これから電気自動車の時代になると電気で車輪が動かせれば良いわけですから、

世界中の他業種メーカーが参入してくるのではと言われています。

 

そのうちイオンのスマホみたいに、

家電メーカーの電気自動車なんていうものが登場するかもしれませんね。

 

日本の自動車メーカーの活躍を願います。

 

 

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2017-02-27 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『ASKULと消火器特集』

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埼玉県のASKUL(アスクル)物流倉庫で発生した火事は

一週間近く経ってもまだ鎮火の目処が立たないそうです。

 

巨大倉庫がたいていがそうであるように窓がほとんど無く、

壁に穴を開けて消火を行っているそうですが、

可燃性の在庫に引火し、ますます火の勢いが増しているとか。

24時間体制で消火活動をされている消防士のみなさんには

頭が下がる思いですが、無事に消火されることを願います。

 

フリーランスのイラストレーターとして活動しはじめた頃は

まだネット回線はダイヤルアップ接続とか

(なつかし〜! ピ〜、、ピ〜ヒョロロロ〜)

良くてISDNとかで、文字が主流。画像で商品を選んで

インターネットで買い物をする機会はまだ少なく、

通信販売と言えばカタログを見て電話やはがきやFAXで

注文することが一般的でした。

 

制作も当時はまだアナログが主流。

反射原稿入稿(要は原画渡し)とかがありました。

プリンタの用紙やペン、消しゴムに絵の具やインクなど

大量に文房具・画材を消費するので、

ASKULは安いし注文したら「明日来る」なんて、いいなあ…!

と思っていましたが、

今でこそまったくの個人や個人事業主でも購入ができますが、

当時はいわゆる月締めの売掛商売で、信用のある法人でないと

購入できませんでした。

 

「明日来る」なんて、Amazonやヨドバシ・ドットコムが主流の今では

あったりまえのことですけれど、夜中にペンやプリンタののインクが切れたら…!

(トイレットペーパーが切れたときよりもホラーです。テンパります)

 

「明日、朝イチで画材屋に走るか!? いや、作業が止まる、そんな時間はない。

通信販売だと明日の朝イチで注文したとしても届くのは明後日か…」

 

「ヤバイ、、ヤバすぎる」

 

…などと、死活問題なわけです。

なので、インクや紙が切れることを異常に恐れてしまって、

まとめ買いをする癖が付いてしまい、ついつい必要もないのに

替えインクやペン、予備の紙を大量に購入してストックしてしまうのは、

たぶんこの時代の影響です。

 

今日の時事☆放談。

ASKULの消火器特集(そんな特集はたぶんない)が表紙になっている

カタログを手に何か言いたげな(いいよ、言ってしまえ)消防士。

 

以前カンブリア宮殿で社長が、いくらネットの時代になっても

この分厚い紙のカタログは魂。絶対にやめないんだ、と仰っていて、

なんかいいな、と思いました。

 

そして会社員時代、カタログをみんなでながめながら

ペンや付箋やゴミ袋や果てはシュレッダーまで、ワイワイ言いながら選んだのを

思い出しました。

 

「アレがいい」「いやコレがいいんじゃないか」

(通行人)「あ、アスクル頼むんならついでに640のMOディスクもお願い」

「ついでに休憩のときのお菓子も買っとくか」

「カタログ見てたらつい買っちゃうのよな」

 

たぶん、社長のねらいはこういうことで、そして見事にやられていると思います。

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2017-02-22 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『ミッキー&ミニー、そしてまさお』

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北朝鮮の金正日の長男、金正男がマレーシアの空港で殺害されました。

マカオの自宅へ戻る道中で、中国国内では複数付く護衛が、国外では手薄だったそうです。

もっとも現時点では弟の金正恩の指示であるかどうかは明らかになっていません。

韓国に亡命し脱北者と連携し亡命政府を取りまとめるような計画があったとも

一部報道で言われていますが、北朝鮮の非公式な麻薬事業やマネーロンダリングで

東南アジアの裏社会とも深い繋がりがあったとも言われていて、

真相は分かりません。

 

幼くしてヨーロッパに留学する中で、しだいに母国の体制に疑問を持ち、

成人後も後継者争いには加わらず東南アジアを中心に国外を転々とし、

日本を好み、温泉旅館や銀座のおでん屋や赤坂のクラブに

お忍びでよく来店していたことは関係者の間でも周知の事実だったそうです。

 

ディズニーランドが大好きで、でもまさか米国になんて入国できない。

そこで偽造旅券で日本に入国しようとして、捕まって。

ディズニーランドに行ってみたかった。と供述していると報道で知ったとき、

なんだかせつない気持ちになりました。

 

当時の外務大臣が(マキコさんね)トラブルを恐れて

事なかれ外交なんて言われつつ即刻国外退去を決定したのですが、

本当はあのとき日本国として毅然と彼を保護していたら、

日本にとっても対北の良いカードになり、そして危うい立場の彼にとっても

よかったのでは、と今さらながら思います。

 

もっとも、体制に疑問を持った正男氏が仮に後継者となっていたとしても、

実際には中国共産党の意向を大いに含んだ政権となったでしょうから、

はたして強い政治力を発揮して体制を変えられたかどうかは疑問です。

 

結局スパイ映画のような謎の死を遂げてしまった彼の出目や数奇な運命は

たしかに同情を引く部分があるのですが、一方でそれらが大多数の

飢えた国民の血と汗の犠牲で成り立っていることは否めません。

 

なにより私たちが忘れてはならないのが、

何の理由も無くある日突然、暴力で海の向こうに連れ去られてしまい、

軟禁されスパイ訓練を受けさせられたり無理矢理結婚をさせられたりしている

日本人拉致被害者の方々のことです。

きまぐれに選ばれて人生を無茶苦茶にされ、本当にたまったものではありません。

 

どうかご無事で、ご家族の元へ一日も早く戻ってこられるよう、願ってやみません。

拉致発生からはもう、30年が経ちます。

横田さんご夫妻をはじめ、家族会の方々も非常にご高齢になられ、

体調も思わしくないということです。

家族会は先日はじめて「今年中」と期限を切った

拉致被害者の帰国の実現を要求する、と表明されました。

そのくらい、時間は差し迫っているのだと思います。

 

今日の時事☆放談。

ミッキー&ミニーが(後ろ姿しか描けない悲しさよ)空の正男氏に

手を振って別れを告げているところです。強制送還されるときの映像で

あの茶色の、マタギが着ているようなベストがなんだか強烈なインパクトでした。

 

…来世では思う存分、ディズニーランドやUSJに行けたらいいですね。

 

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2017-02-21 | Posted in 時事☆放談No Comments » 

 

時事☆放談『トランプ大統領とミッフィー』

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ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナが亡くなりました。

絵本作家であり、とてもきれいな色遣いのデザイナーでもありました。

3.11「東日本大震災」では、あえて着色はせず鉛筆で描いたという

涙を流すミッフィーとメッセージを被災地の悲しい思いをしている子どもに

向けて送ってくれました。とても心を打たれたのを覚えています。

震災に涙するミッフィー

 

幼い頃、ミッフィーの邦題である絵本「ちいさなうさこちゃん」や

「こいぬのくんこん」がうちにあり、ボロボロになるまで読んだのを覚えています。

思えば絵でもなく、マンガでもない、イラストレーションという存在にはじめて

触れたのは、うさこちゃんやくんくんが最初だったかもしれません。

習字で一の字を書くのが難しいように、シンプルなものがいちばん難しい。

ブルーナの絶妙なフォルムと色遣い、包み込むような優しい表情は、

昔からずっと大好きです。またブルーナ展、やってほしいな。

 

今日の時事☆放談。

あらあら、トランプ大統領もミッフィーが好きだったんですかね。

「うそだ〜! そんなニュースは偽物だ! お前はクビだ!」

と泣き叫んでおります(クビってなんやねん)。

 

ところで。

トランプ氏を初めて見たとき、何とも言えない違和感があって、

それがなんなのか分からないままテレビで探偵ナイトスクープを見ていたら、

最高顧問、浪速のモーツァルトことキダ・タロー先生が出演していて、

 

「…あっ…」

 

違和感の謎が解けたのはここだけの話です。

 

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2017-02-20 | Posted in 時事☆放談No Comments »